朗読を始めるにあたって、どんな本(台本)を選べばよいのでしょうか。

 

誰もが知っているような有名な作家のものがいいのだろうか?

あるいは、教科書にのっているようなお話がいいのだろうか??

 

……なんて、つい構えてしまいそうですが、実は最初は何だって構いません。

朗読の台本は、なにも難しい文学作品でなくていいのです。

 

図書館で本を選ぶ女性

 

手にしたものを台本に、手当たり次第読んでみるのもいいことです。

取り組むうちに自然と読んでみたい世界が広がっていきますから、初めのうちはジャンルや形式などはこだわる必要は無いと思います。

 

とっつきやすいのは、自分の好きな本でしょうか。

手近な本で構いません。

まずは数ページ、声に出して読んでみてください。

 

声に出してみると、おそらくわずか数行で、朗読が思っていたよりたいへんな作業だということに気づきます。

台本の内容には関係なく、まず、声を出し続けるという作業がなかなかむずかしいことなのです。

 

最初は息や体の使い方に戸惑ってしまうかもしれません。

それを、文字を正しく拾い上げながら行うのですから、いっそう難しく感じられるかもしれません。

そういった面から考えると、5分前後でおさまる文章量の台本が初めのうちは最適でしょう。

絵本やごく短い短編、エッセイなどがおすすめです。

 

ピーターラビット

 

もっと長いお話を章ごとに区切りながら読んでもいいのですが、完結するもののほうが達成感を感じられて楽しめるでしょう。

リズミカルな詩を思いっきり楽しく読んでみるのもいいですね。

 

なお、一般的な文庫本を1ページ読むと、だいたい2分程度の長さになると言われています。

 

まずはじめはごく短いものから読んでみるのがおすすめです。

作品選びの参考になさってみてください。